琵琶湖疏水記念館では、令和2年に「琵琶湖疏水記念館を中核とする文化観光拠点計画」が文化観光推進法に基づき認定されたことを機に、国の補助金を活用し、令和6年度までの計画で、当館の更なる魅力向上を図るとともに蹴上・岡崎エリアにおける賑わい空間の創出に向けた取組を進めています。
その一環として、令和5年度は8月21日から令和6年3月末まで、地下テラスのデッキテラス化と、地下テラスへの屋外階段の新設工事を実施します。また時期を合わせ、当館の外壁改修工事も実施します。
なお、工事期間中も当館は開館し、館内を見学いただけますが、屋外エリアが閉鎖となりますので、ドラム工場をご観覧いただけないほか、蹴上インクライン側及び動物園側の出入口が通行いただけませんので、あらかじめご了承ください。
1 工事期間について
令和5年8月21日(月曜日)~令和6年3月末
2 整備の内容について
⑴ 地下テラスのデッキテラス化
令和4年度に新設したカフェスペース(そすいカフェ)に隣接する地下テラス部分をデッキテラス化することで、疏水を見ながらゆったりと過ごしていただける憩いの場としての整備を行います。
⑵ 地下テラスへの屋外階段の新設
琵琶湖疏水記念館の正面入口から、地下テラスに直接下りることができる階段を新設することで、地下テラスへのアクセスの向上を図ります。
3 当館の出入口について
正面入口からお入りいただけます。
※館外エリア(1階テラス、地階テラス、地階トイレ、ドラム工場、蹴上インクライン側出入口、動物園側出入口)は閉鎖いたします。
【参考1】「琵琶湖疏水記念館を中核とする文化観光拠点計画」について
1 申請者
京都市上下水道局
2 共同申請者
琵琶湖疏水沿線魅力創造協議会、京都岡崎魅力づくり推進協議会
3 計画概要
琵琶湖疏水記念館を琵琶湖疏水フィールドミュージアムの拠点として位置付けるとともに、周辺観光の拠点化も目指し、日本遺産事業との相乗効果を図る。
記念館の視認性向上や親しみやすい環境に向けた改修を通して、賑わい空間を創出するとともに、ICTも活用した観光案内機能の強化を行い、記念館がその中心的ポジションに位置する蹴上・岡崎の両エリアの周遊性向上に寄与していく。
4 計画期間
令和2年度~令和6年度(5年間)
【参考2】文化観光推進法について
1 概要
文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律(令和2年5月に施行)。主務大臣(文部科学大臣、国土交通大臣)が定める基本方針に基づく「拠点計画」及び「地域計画」の認定や、当該認定を受けた計画に基づく事業に対する特別の措置等について定めるもの。
2 これまでの認定件数(令和5年7月現在)
45件(拠点計画29件、地域計画16件)
3 これまでに琵琶湖疏水記念で実施した取組例