当館では、6月25日から「疏水分線」をテーマとする特別展を開催します。
疏水分線は、蹴上船溜で琵琶湖疏水の本線から分岐する水路で、明治23年3月に完成しました。当時の全長は約8.4キロメートルあり、東山の山麓に沿って、南禅寺、若王子、「哲学の道」を経て、高野川、賀茂川を横切り、堀川付近の小川へと流れていました。
本特別展では、「疏水分線」の建設と多様な水利用の歴史を、貴重な資料とともにご紹介します。
是非、この機会に、琵琶湖疏水記念館へお越しください!
1 特別展名称
琵琶湖疏水記念館特別展「フィールドミュージアム琵琶湖疏水」
いこいの散策路 疏水分線~水路閣・哲学の道 穏やかな水の流れとともに
2 開催期間
令和6年6月25日(火曜日)~12月22日(日曜日)
9:00~17:00(入館は16:30まで)
※ 月曜日休館(月曜日が祝日・休日の場合は翌平日)
3 展示場所
琵琶湖疏水記念館 地下1階第3展示室
4 主な展示資料
・「疏水分線沿いの実測図」(京都市上下水道局所蔵)
・「第6トンネル北口洞門の落成」(「琵琶湖疏水の100年(画集)」)
・「高原橋」(京都市上下水道局所蔵)
・「御苑内外水路測量之図」(京都市上下水道局所蔵)
・「水路閣完成の報告」(京都市上下水道局所蔵)
・「鴨川大水害後の改修工事」(京都市上下水道局所蔵)
・「橋の改築請願書」(京都市上下水道局所蔵) 等