伏見にはこんな名所があるよ。
昔の写真と見比べながら、おさんぽしてね!
オススメの
おさんぽコースはこちら!
徒歩30分 塩小路通から運河左岸を南下し、途中から本町通へ
徒歩4分 時間があれば伏見稲荷大社もおすすめ
徒歩25分 墨染ダム付近は桜がきれいだよ
徒歩5分 バス停は伏見税務署の前にあるよ
徒歩5分 歩道橋で国道24号を越えて南へ
徒歩1分 運河は閑静な住宅街の中を流れます
徒歩5分 バス停は伏見税務署の前にあるよ
徒歩5分 歩道橋で国道24号を越えて南へ
徒歩1分 運河は閑静な住宅街の中を流れます
冷泉通と川端通の交差地点から始まる鴨川運河は、三条通で暗渠となり、塩小路橋から再びその流れが姿を現します。暗渠への変更は、京阪本線の地下化等に伴い昭和63(1988)年に行ったもので、運河機能を保つため、暗渠内の西側に今も船曳ロープが取り付けられています。
かつて疏水の上に「駅」があったのをご存じでしょうか?昭和40年代までは京都駅から伏見稲荷まで市電が往復し、疏水の稲荷橋上が終点の稲荷停留所でした。現在は公園となり面影はありませんが、端にちらりと覗いたレールが当時、確かに市電が走っていたことを物語っています。
鴨川運河に架かる橋の中には、橋脚に星形の紋章がついたものがあります。紋章は2種類あり、1つは電気事業を含む京都市水利事業に用いられた6角の星で、いくつかの橋に残されています。もう1つは陸軍が使用した5角の星で、終戦まで深草に置かれた陸軍第16師団の名残を留める師団橋にあります。
大正3(1914)年
インクラインを通る舟の待機場所等のため、上下2箇所にダムが設置されました。上ダムには土留め目的で植えられた桜の木があり、今も春になると見事な花を咲かせてくれます。また、電力を得るため、大正3(1914)年に伏見発電所(現在の墨染発電所)が建設され、現在も現役の施設として稼働しています。
大正3(1914)年
明治28(1895)年完成の伏見インクラインは、電動力の蹴上インクラインとは異なり、水車を動力としていました。往時は一日百隻もの舟を上げ下げしましたが、昭和18(1943)年に一般運行を中止、昭和35(1960)年にはレールを撤去し、現在は唯一、市バスの停留所にその名を留めています。
伏見インクラインは約290メートルあり、上り・下りとも約5分で移動しました。下ダムの疏水放水口にはれんが構造が一部残っています。また、下流の伏見新放水路は淀川流域の大洪水を受けて昭和14(1925)年に完成したもので、橋には京都市の紋章(略称)とともに凝った意匠が施されています。
昭和2(1927)年
琵琶湖疏水の終点であり、岡崎からは鴨東運河、また鴨川夷川出合からは鴨川運河と名前を変えて流れてきた第1疏水は、ここからさらに濠川と呼び名を変え、三栖閘門を経て宇治川へとつながっていきます。なお、この橋の左岸堤部にも、当時使用したれんがの一部が残されています。